FiiO K7 その3 トランスACアダプター YAMAHA PA-6を試す

PXL_20231122_051224477その2では電源強化としてスイッチングノイズ対策などのFX-Audio Petitシリーズを使用しましたが、今回は、YAMAHAのDTM音源 MU2000などに付属していた12V/2AトランスACアダプターを試してみます。

尚、こちらもATH-EW9クラスでは感じられない、ATH-W5000を通しての感想です。ですので、イヤホンによっては気にならないなどあると思います。

PXL_20231119_044520035うちには、MU2000EXがありましたので、このACアダプターを所持していました。ただ、もう20年近いものなので、最低限電解キャパシタは交換しておこうと思い、ニチコンKA 25V/6800uFに交換したものを使用しています(ELNA 25V/4700uFが最初からついていましたが、ニチコンKAは小型品なので、同サイズを取り付けたところ、容量アップとなりました)もっと読む...

FiiO K7 その1 導入編?

タイトルの通り、いい音楽をいい音で聴きたくて、なんとか不要というわけでもないけど泣く泣く処分し、FiiO K7を購入しました。
この前FiiOが発表した、K9 AKM(AK4191+AK4499EXEQ)を待ちたいとも思いましたが、価格的に多分買えないなというのもありましたし、精神的に療養中で、いい音楽をいい音で聴いて心穏やかにしたいというのが一番で、半年弱前からなんとかやりくりしようといろいろやっていましたので、K7にしたのもあります。

さて、私がFiiO K7を購入した点について、まず、中華DACの信用度っていうのはあまりありませんでした。
ですが、

  1. AKM AK4493SEQをMONOモードで左右1基ずつ搭載していること
    火災より復活したAKMのAK4493EQのマイナーチェンジ版ですね
    (私にとって初MONOモード)
  2. DACからヘッドフォンアンプ、出力までフルバランス回路であること
  3. PC用のDACとして、USB接続、ASIOで問題ないこと

というのがありました。

私が音楽を聴く場合、Foobar 2000またはuLilithでASIO出力。Windowsからの再生はオーディオインターフェースUR22Cが担うので、音楽再生専用として使います。
これだけのフル装備で価格が3万円代前半であることも決め手でした。
但し、LDOによる電源分配がしっかりしているという売りでしたが、スイッチングACアダプターによる電源供給は、正直ネックと思っていました。

PXL_20231122_030104162今回はいつものこのざまではなく、ATH-W5000/EW9の消耗品や、Furutech FT-7445(R)などでお世話になっているe-earphoneより購入です。もっと読む...

ATH-W5000のA2DC化とちょこっとDACのお話

以前、バランス化したATH-W5000ですが、今回は、A2DCジャック化してリケーブル可能にしてみました。

PXL_20230826_111214785Bispaでは売り切れになっていたA2DCジャックですが、あっちの方から取り寄せました。今市場に出てるA2DCジャックはこの外形4.7㎜と、外形8㎜のものがあるようですね。
今回は、ATH-EW9のほうもA2DC化したかったので4.7㎜を選びましたが、ATH-W5000のケーブルが通る箇所、ゴムブッシュを外すと7㎜ちょいあるので、外形8㎜のでも固定しやすいかもしれません。
もちろん、固定にはレジンなどを使う必要がありますが。

さて、今回は4.7㎜のものなので、ATH-W5000のゴムブッシュを利用する形で固定。
内部は100均レジンで固着させています。

PXL_20230826_172214366切断面はあまりきれいではないですが^^;もっと読む...

USB-DAC iBasso DC01

すでに生産中止、後継のDC04がもうすぐ出るという時点で書くのもなんですが・・・
ProShot_20200610_203018iBasso DC01、使い始めてから、もうすでに5か月くらいになろうとしてます。

私はもう15年くらい前からAKM(旭化成エレクトロニクス)のDAC、ADCの音質が好みで、ずっとオーディオインターフェースでも使ってきたのですが、USB-DAC、かつモバイル用の手頃なものではなかなかでないもので(もともと据え置き機用ですし)

AKMの好きなところは、

  • 音に色付けをしない
  • SN比などのスペックがいい

もちろん、Burr-BrownやCirrus Logic、ESS TechのDACも使ったことはあるのですが、Burr Brownはサラウンドっぽく感じ、Cirrus Logicは吸収したWolfsonと同様、低音増しで高音域が荒く感じ、ESSはフラットではあるが、それぞれの音が響きあわない(特に生録もの)とどれもいまいち。
というわけで、CyberAudioや、Zeal Edgeは使わなくなってしまいました。

以前はxDuooのXD-05(AK4490)を使っていましたが、発売当初からiBasso DC01には興味を持っていました。
通常は、AK4490(DC02はこれですが)くらい積めば上等なのが、さらに上位のAK4493だというところなど。
しかしながら、うちのヘッドフォン達はアンバランスのままですのでどうしようもなく。

ProShot_20200612_143722うちのスマホや普段使い用のAudio-Technica ATH-EW9の断線を期に、バランス化して、使ってみようと購入したのでした。もっと読む...

ESI Juli@ XTe その1

発売日に購入済みだったのですが、ずっとエージングやメインPC仮組状態、忙しいのもあってなかなかかけず。

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待ちに待っていた、ESIのPCI-Express用オーディオインターフェース Juli@XTeです。
かなり前のMusikmesseにて、Juli@eXpressとして発表されてから、待ちに待っていました。

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24bit/192kHz、2in-2out、バランスとアンバランス入出力を切り替えられる、ターンヘッドソケットもそのままで、基本的にコンデンサが変わったくらいで、AKMの8chDACも健在ですね。

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