いきなりのWindows Phone開発着手表明に喜ぶ

ええ、ちょっとびっくりしましたね。

まさか、日本でWindows Phone(ベース)の端末の開発着手というプレスリリースが見れるとは。
いままで3年以上もお預けとされてきた人たちにはうれしい話です。

まず、びっくりしたのは、マウスコンピューターがプレスリリースを出したというところ。

マウスコンピューターといえば日本では大手のPCベンダーですし、Windows系も幅広く出していますが、いきなりPhoneにもというのは最初びっくりです。でもWindows 8から、操作性を共通にし、Windows Blueで・・・という話があった通り、Windows 10でそうなると思われる状況で、日本にはまだリリースがないWindows Phoneをラインナップに加え、デスクトップからPhoneまでそろえれば、それなりの武器になるでしょうね。

ユニバーサルアプリは日本の開発者にはそっぽを向かれてしまっていましたが、Windows 8.1とWindows Phoneで共通のアプリを作ることができますし、企業でのWindows Phoneの需要はやはりあるんですよね。

私も、仕事でWPFアプリとASP.NET Web Formsを使って作っていますけど、ユニバーサルアプリが使える環境ならそちらを優先に提案していると思います。

iPadはそこそこ企業に普及してますけど、やはりWindowsとの連携はいささかつらいところがあります。
アプリは完全に別開発。複数の言語と作法をつかってってのもかなりつらいです。
Windowsタブレットを使用して、ユニバーサルアプリで作った方が、コードの共通化、C#とXAMLのみで作れる方がはるかに楽です。

また、それがPhoneでも動くようになり、Windows 10では、デスクトップモードでは使いづらかったストアアプリもWindow表示できるとあれば、それこそ、1本で済むわけです(もちろん、内部で画面は作り分けた方がいいですけども)

Windows 7.8の頃はよくWPについて書いていましたけど、最近、日本MSが進捗を出さなくてWP8や8.1についてはほとんど書いていませんでしたが、やっと進捗が出たという感じですね。3年半はとっても遅すぎますけど。

もちろん、使っていなかったわけではなく、いまだにLumia 920ですし、開発用にLumia 525もあります。
早くWindows 10 for Phones TPが来ないかと待っているところです。

少し脱線しましたが、マウスコンピューターさんありがとう!必ず買うよ!(でも5インチとかでかくしないで)ということで、続報を待ちたいですね。

次はVAIO Phoneですが、みんな、WPくるー?といいつつ、今回のマウスコンピューターの発表で、手のひらを返したようにどうでもいいとなりました。(私もその一人)

でも、VAIO PhoneもWPまたは Win10fPでくるのであれば、大歓迎ですね。思いっきり手のひらをもどしますよ。

WP7の頃にお話しましたが、これは人それぞれで、私の個人的な考えかもしれません。でも、一般ユーザーには重要なことだと、今でも思っています。

Androidが世に放たれ、カスタマイズし放題から、昔ながらのキャリアの思惑により独自の囲い込みカスタマイズがとられ、キャリア、メーカー、機種ごとに操作感がバラバラになってしまっていました。私も、弟夫婦のAndroidを設定したりしましたけど、どうしてこんなにちげーんだよと、イライラした覚えがあります。

この端末がほしいから、このキャリアに乗り換えるとか、本末転倒なのですが、マウスコンピューターのWindows Phoneは、SIMフリー端末としてリリースされるということで、MVNOメインになるかもしれませんけど、基本的にキャリアを選ばない。
(auはまあ、どうなんでしょうね)

いままでそう簡単にはいかなかった状況で、SIMロックフリー義務化への流れや、MVNOの台頭という状況があればこそかもしれませんね。

Windows Phoneはタイルの大きさや並び替えによりカスタマイズはありますが、基本的に同じ操作、ライブタイルやPeopleハブなど、直感的に使えるいいスマートフォンOSだと思っています。
この思いはいまだに変わりませんし、共通化されてきたWindows 10も同じだと思っています。

同様の操作でPCからスマートフォンまで。これって素晴らしいことだとおもいませんか?
いままで、ガラケーなら、タブレットならなんとか、でも、PCはめんどくさい・・・でもそれが同様の操作性であれば、あとは用途次第で選べばいいのです。

確かに、Windows 8では、共通にするために早まったのかもしれません。
でも、私の場合思うのですが、スタートメニューですべてのプログラムを開いて、スクロール、アプリケーションフォルダをクリック、またスクロール(必要に応じてフォルダ)を繰り返して、お目当てのプログラムを起動する。
こんなことするくらいなら、最初に使うアプリをタイルとして配置しておいた方がアクセスは早いと思うのですよ。
まあ、いままでのWindowsデスクトップじゃないと絶対いやという人に強制するつもりもありませんがね。

何より、日本でやっとIS12Tの後継となるマウスコンピューターの製品と、日本でも、サーバーからスマートフォンまで、同じように使えるWindows 10シリーズがすべてラインアップされるということがとてもうれしく、待ち遠しいですね。

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