ATH-EW9 7年目にして断線を繰り返し・・・

うちのオーディオテクニカの耳掛けイヤフォン、ATH-EW9ですが、もう7年になるのですね。
(買ったときはこんなこと書いてたようで
貼り換え式のイヤーパッドは1度交換してるのですが、イヤーサポートのゴムが劣化していて、右側はとうとう切れました。
そのうち、部品取り寄せないとね。

ATH-EW9は、基本的に、NuAnsNEO(W10M)にMobile DACをつないだり、NuAnsNEO Reloadedで歌マクロスをやるときに使うので結構つかってたのですが、まずは左から音が聞こえなくなり・・・
左のイヤフォン側付け根を動かすと聞こえたり聞こえなかったりということでハウジングを開けてみることに。

うちのATH-EW9のハウジングを止めているねじ3か所ですが、2本はHEX1.5で取り外せましたが、下側の1本はT6なトルクスねじで、最初はHEXで緩めてしまい焦ったものです。
尚、ネジ止め材が塗られていますので最初は外すのが大変かも。
とりあえず、開けて、+、-を確認しました。+側には赤が塗られていたのでわかりやすかったのですが、線材がエナメル被膜になっているっぽく、被膜をはがすのに苦労しましたね。
付け根からいったん切って、そこから3㎝程外側の被膜をはがし、+、-の先端をやすりで削って銅線を出しました。
その後、予備はんだを銅線に行ってはんだ付け。
これで治ったのですが、ギリギリでした。

そうしたら3日後、今度は右が同じ症状になり、同様に修理しました・・・
その翌日・・・つまりおとといですが、また右が音でなくなって、チェックしたところプラグから右イヤフォンの途中で断線しているらしく、断線箇所の特定はできません。
これは、ケーブル交換しかないなぁと思い。予算がないのでそのうちかなとあきらめようとしたところ・・・

よく考えたら、昔つかってたケーブルあるじゃない~ということでケーブル箱を物色。
MOGAMI2930の片側にSwitchcraftの3.5㎜ミニステレオプラグをはんだ付けしたものが余ってました。
MOGAMI2930ケーブルは、マイク用の2chケーブルでバランス伝送用です。ですのでケーブル径が7.5㎜と太目のケーブルです。しかし、その被膜内に1chずつ独立したケーブルが入っており、途中から外の被膜を切って両出し分岐にしました。
3.5㎜のGND側にはすでにL,RのGNDとー側の4本をはんだ付けしていたので、これならと、ヘッドフォン右、左には、2930の1chのプラス側とマイナス側をはんだ付けし、GNDは絶縁しました。

ProShot_20190215_112729で、無事リケーブルしたのがこの状態。ケーブルがケーブルなので、結構重く感じますね。

ATH-EW9の純正ケーブルに付属の純正延長をつなぐと音がぼやけるくらい、元からのケーブルの質は良い方なのですが、今回のMOGAMI 2930はPA用のケーブルで最大伝送距離506mとかいう化け物ケーブル。
以前より高音域、低音域が細かく出るようになりました。
もともとフラットなケーブルで一番好みのケーブルです。

クロストークも向上したようです(これは純正が片出しタイプだからかも)
今後、バランスヘッドフォンアンプを手に入れたら、現在の3.5㎜プラグを外して、4.4㎜5極プラグにそれぞれはんだ付けしてあげればいいので手軽にできるようになったのはいいのかもしれませんね。

ほんとはMMCXジャックをつけて交換可能にしたかったのですが、使えないとこまるので今回は直付けで・・・

というわけで久々のヘッドフォンネタでした。
・・・ああ、うちのATH-W5000、もしかして今年の8月で10年だ・・・長いようで短いような。

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