VC++ 2008と2010のプロジェクトプロパティ

昨日、Visual C++2010での.Net Framework変更を記載しましたが、VC++2008では自由に.Net Frameworkのバージョンえらべたよなーと思い、VC++2008でWindows Formsプロジェクトを作ってみると・・・

vcproj_nf35やっぱり選べますよねぇ・・・

ここで、対象のFrameworkを.Net Framework 2.0に変更して、VC++2010で開き、プロジェクトをアップグレードしてみると・・・

vcproj_convert2010

.Net Framework 4.0に変更されちゃってます^^;

先日の記事のように、Framework Versionを変更してみます・・・
vcxprojをテキストエディタで開き、TargetFrameworkVersionを検索して・・・引っかからない!

いつ作られるかわかりませんが・・・このタグはない場合もあるようです(いいのかそれ)

場所ですが、

  <PropertyGroup Label="Globals">
  </PropertyGroup>

このタグの内部に記載します。
このプロジェクトですと、

  <PropertyGroup Label="Globals">
    <ProjectGuid>{****}</ProjectGuid>
    <RootNamespace>testform</RootNamespace>
    <TargetFrameworkVersion>v2.0</TargetFrameworkVersion>
    <Keyword>ManagedCProj</Keyword>
  </PropertyGroup>

このような感じです。

Visual Studio 2010で開きなおして、ビルドすると、詳しくは調べていませんが、2.0でビルドされているようです。
(フォームのデザインで、ツールバーから選ぶ各コントロールも2.0.0.0になっています)

しかし・・・VC++2008までは.Net FrameworkのバージョンがGUIで変更できたのに、なぜ、VC+2010ではGUIで変更できなくなったのか、疑問に思います。
(V3.5以前に、VC++2008が必要という仕様だからだとは思いますが、それならなぜ、VC++2008を必要とするようにしたのか、大いなる疑問ですね)

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