FiiO K7 その11 改めてK7について

PXL_20240615_205915233あらためて、FiiO K7について。
療養中の為、あまり予算が出せずにいたので購入に半年かかってしまいました。
そして、購入してから7か月。初日からいろいろやってきましたが、私がFiiO K7を気に入っている点について2点にまとめて?

  • AKM VELVET SOUND AK4493SEQ Monoモードフルバランスヘッドフォンアンプ

AKM DACはオーディオインターフェースでずっと使ってきて、AKM DACをMonoモードで搭載し、バランスヘッドフォンアンプが欲しかったのです。
まあ、後述するTHX-AAA 788+ヘッドフォンアンプについては、最初はおまけ程度でした。
AKM DACの再現力をとても気に入っていて、Monoモード(1つのDACを1chで使用し、2つのDACを使う)はいままで使ったことないので、とても気になっていました。
MonoモードのDACなんてお高くて通常なら手が出ないのですが、3万円代でバランスヘッドフォンアンプという普通に考えれば破格値なこのK7になりました。

バランスヘッドフォンアンプは、+とーを左右独立で駆動する為、クロストークの減少により音の分離がよくなるメリットがあります。
通常のヘッドフォンアンプはL/R/GNDと、左と右の+は独立していますが、GNDは左右共通です。もちろん、作りにもよりますが、そこでどうしても音が混ざってしまいます。
iBasso DC01でバランス駆動の良さを理解していたから、最初からバランスヘッドフォンアンプを選んだというのが大きいですね。
バランス駆動の場合、+側、‐側両方を増幅する為、パワーが出るというのもあります。

32bit(Integer)対応、ASIO対応は、今まで使用してきたiBasso DC01やSteinberg UR22Cでもですので、もちろん必須でした。

  • 素直でゆがみがすくなく、上流をそのまま増幅するTHX AAA-788+ヘッドフォンアンプ

購入前に、音の傾向はレビューを複数見て原音再生に近いというのも決め手の一つでしたが、正直THX-AAA 788+についてはK9シリーズと同等とはいえ、3万円代のヘッドフォンアンプに2回路入れられるようなものならまあその程度なんだろうと正直おもっていたのですが、良い意味で裏切られました。

先に記載しておきますが、THX AAA-788+のオペアンプなど見ていると、まあ、3万円台のMonoモードDAC内蔵ヘッドフォンアンプに入ってるような構成ではないですね。ユニット基板化して、K7/K9/K9 AKM/K9 Pro ESSで共通にすることで大量に調達、生産することでコストを下げているようですね。

THX AAAはいろいろなところで記載がある通り、通常のオペアンプによる負帰還増幅などとは違い、THXが特許を持ってるフィードフォワード制御による増幅回路。増幅によるゆがみを検出し、その逆位相派を生成してアクティブノイズキャンセリングと同様に打ち消しあうことでゆがみを除去し、クリーンな音を出すというもの。
K7/K9(1枚2ch)K19(1枚4ch)でで共通で、K11などは通常の負帰還増幅だと思われ、K11とK7以上で明らかに違う点ですね。
ゆがみのないクリーンな音を出すことで、その上流のDACの傾向や、ソースの傾向をそのまま再現してくれます。
FiiOのTHX AAA-788+は、THX-788規格をベースに上位として共同開発されたもので、最上位のTHX AAA-888には及ばないと思われるが、通常のTHX AAA-788よりも上のようですね。K7以上のTHX AAA搭載機は、FiiOの音と言われることもありますが、使っているボリュームICの傾向はあるものの、基本的にTHX AAAの規格に沿ったものであり、おおざっぱに言ってしまえば、上流のDACの音でありソースの音です。
AAAは略称で、Achromatic Audio Amplifier・・・無色透明なオーディオアンプですね。
その名の通り、高音質なアンプだと思います。

簡単にですが、気に入っている点を2点にまとめてみました。参考になれば幸いです。

これだけの高音質アンプですから、ノイズの少ない電源が必要になるのですが、K7の場合、コストカットか、スイッチングACアダプター。
K9シリーズはトランス式リニア方式、K19はスイッチングDCDCコンバーター(低ノイズ)または外部電源です。
その1からですぐにトランス式ACアダプターやPetit Susie/Tank、オリジナル設計基板、果てはリニア電源まで設計、実現してきたのは、まさしく、THX AAA-788+アンプの性能を引き出す為といっても過言ではありません。

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その10で記載したリニア電源は、導電性銅箔テープでケース及びトロイダルトランスにシールドを施すことで、完成となりましたが、こちらについては後日に別記事で。

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