foobar2000 V2 を設定してみる その1

FiiO K7は 32bit/384KHz対応ですが、基本的なCD音源は16bit/44KHz、ハイレゾでも24bit/96KHz or 192KHzが一般的で、実際には32/384やK9 AKMの768KHz AK4191EQ+AK4499EXEQの最大の1536KHzをフルで再生するフォーマットはほとんどありません。
実際にはDACによっては内部でアップサンプリングはされていますが、K7などで再生した場合、表示LEDで水色(16/44KHz)で実際の性能を聴くことはあまりありません。

2024-09-22

そこで、Foobar 2000 V2をベースにASIOやColumnUIの私のレイアウトの設定、アップサンプリングプラグインを使用してアップサンプリング再生などを数回に分けて設定していこうと思います。
詳細な設定方法は、Foobar 2000 Wikiなどを参考にしてください。
※Columns UIの細かいレイアウトなどはWIKIのColumns UI解説を参考にしてください

とりあえず、その1では、プラグインのインストール、UIの設定までですね。
注:foobar2000 v2は英語のみで日本語設定はできません。(日本語化パッチも現状なさそうですね)
尚、Foobar2000は2.1.6 64bitをベースにしています。ダウンロードはFoobar2000公式サイトになります。
※ストアアプリ版もありますが、仕様が少々異なりますのでWIKIをごらんくださいね。
※公式サイトの場合、Windows Smart Screenでダウンロードがブロックされる場合がありますので、詳細から保存する設定をしてくださいね。

設定ファイルの場所は通常インストールの場合
%userprofile%\AppData\roaming\foobar2000-v2
※一度設定してしまえば、このフォルダをバックアップしておいて、新規インストール時に書き戻すことで設定を復元できます。
ポータブルインストールの場合、インストール時に設定したフォルダ\Profileになります。

プラグインのインストール

私がレイアウトしたUIに最低限必要なプラグインとアップサンプリングに必要なプラグインの一覧です。
基本的に、Foobar2000の公式サイトのプラグインからダウンロードできますが、2つだけそれぞれのサイト、フォーラムから直接DLが必要なので個別にリンクしておきます。
尚、プラグインの拡張子はfb2k-componentになります。

  •     SoX Resampler MOD2 0.8.7.2 mod2
    リアルタイムリサンプリングプラグインのMod2版
    ダウンロード先はFoobar2000サポートフォーラム
    インストール方法は手動
  •     OpenLyrics 1.11
    歌詞(Lrc)の自動検索、保存プラグイン
  •     ASIO Output 2.2.3
    ASIO出力プラグイン
  •     PGGB-RT 5.6.5
    高品位リサンプリングプラグイン(再生直前にリサンプリングを行います 要AVX2対応CPU)
  •     Columns UI 2.1.0
    Columns UI本体
  •     Album list panel 2.0.3
    Column UI用アルバムリスト
  •     WebView 0.1.8.0
  •     Spectrum Analyzer 0.8.0.0-beta2
    スペクトラムアナライザープラグイン
    ※通常版は公式サイトにありますが、バランスバーは0.8BetaにしかないのでBeta版

2024-09-22 (1)Foobar2000を起動し、Fileー>Preferencesをクリックして設定を開きます。
CompornentsのInstallボタンをクリックして、DLしたプラグインを選択、全部インストールしていきます。

 

 

2024-09-22 (3)プラグインをインストールしたら、OKをクリックし、foobar2000の再起動をきかれますので再起動します。

 

 

 

2024-09-22 (4)Columns UIインストール後、最初に出るダイアログでColmuns UIを選択します。

 

 Sox Resampler Mod2のインストール方法
こちらはインストール用のコンポーネントがない為、手動でインストールすることになります。
設定フォルダに
user-compornents-x64というフォルダがあり、そちらにコンポーネントはインストールされますので、
foo_dsp_resampler_mod2というフォルダを作成し、その中にダウンロードしたDLLを保存します。
その後Foobar2000を再起動すると認識されます。

Columns UIの設定

Foobar2000起動後、デフォルトのColumns UI画面を私の設定のConfigurationファイルをダウンロードして解凍し、設定してみてください。

BRiDarkDefaultTheme.zip (5.39 kb)

File->Preferenceを開き、DisplayーColumns UIのMainタブを開きます。
Import ConfigurationボタンをクリックしてダウンロードしたConfigurationファイルを選択します。
足りないプラグインがある場合、エラーで対象のプラグインが表示されますのでDLしてインストールしてくださいね。
すべての設定のチェックがついたままでImportすることで設定できます。

imageデフォルトだとまあ、なにもない状態ですが、File-Add folderをクリックして、音楽ファイルを置いてある場所を指定または、File-Preferencesを開き、Media LibraryのMusic FoldersでAddボタンで音楽ファイルを置いてある場所を選択することで、Media Playerのように音楽ライブラリが作成されます。

 

 

2024-09-22 (8)再生デバイスの指定は再生コントロール左下のドロップダウンから選択できます。FiiO K7などであれば ASIO : FiiO ASIO Driverを選択します。
また、DefaultはV2からはWASAPIを使用するようになってるようですが、WASAPIを使う場合、ほかの音に音楽を邪魔されたくない場合は[Exclusive]がついたものを選択することでWASAPI排他モードになります。

次回はDSP Managerによるリアルタイムアップサンプリングなどの設定や、Replay Gainの計測などを記載する予定です。
PGGB-RTはその次あたりですかね。
時間があるときに更新するのでしばらくお待ちくださいね。

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