FiiO K7 その5 スイッチングかトランスか (キャパシタについてちょっと追記)

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その3でトランスACアダプター YAMAHA PA-6を、その2その4で純正スイッチングACアダプターとFX-Audio Petit Susie+Petit Tank Limited Editionを使用し、FiiO K7に接続してそれぞれ試してみましたが、今回は、改造済みYAHAMA PA-6に改造Petit Susie+Tank Limited Editionを接続して簡単に比較するとともに、改めてK7について記載してみようかと思います。

この状態で、アルミ電解キャパシタは

  • 改造 YAMAHA PA-6
    ニチコンKA 6800uF X 2 (13600uF)
  • 改造 Petit Susie
    ニチコンKA 1000uF X 3 (3000uF)
  • Petit Tank Limited Edition
    海外製個体分子キャパシタ 330uF X 8 (2640uF)

と、合計で19240uFと、FiiO K9 ProやFiiO PL50とほぼ同様の容量に。もっと読む...

FiiO K7 その2 純正スイッチングACアダプターとPetitシリーズで電源強化

FiiO K7 その1でも書きましたが、純正スイッチングACアダプターでの音ですが、K7本体のLDOですべて処理しているとはいえ、スイッチングノイズはあるわけで・・・安価に電源強化できるFX-AudioのPetit SusiePetit Tank Limited Editionを試してみました。

しかしまあ、いい世の中になったものです。このような電源強化アクセサリーがAmazonなどでもそこそこお手軽なお値段で購入できるなんて。昔は自作するしかなかったものねぇ。

PXL_20231206_082031872スタックする為に、ケースキットとスタック用の樹脂足も一緒に入手しました。
樹脂足はまあ、代用品探せばあるのですが、今回はまとめて。

Petit Susieは、ディフェレンシャル/コモンモードノイズフィルタと電解キャパシタ、フィルムキャパシタをセットにした、定番ともいえるノイズ対策セット。
ただ、電解キャパシタの容量が990uFと、ちょっと少なすぎかなとも思いますが、上流のACアダプタにどれくらい積まれているかもわかりませんし、安全マージンと残りはTankにお任せなのでしょうね。
まあ、スイッチングノイズ、リブルの低減のために必要ですが、スイッチング電源のデータシート見ないと容量の計算できませんし。(昔TA2020のデジタルアンプに使ったスイッチング電源には10000uF以上つなぐなと書いてあった記憶があります)

PXL_20231206_085333994まあ、組み立て。尚、Petit SusieとTank LEはセット運用なので、Petit Susieから出てるDCケーブルは切断。ターミナルを0.75sqのOFCケーブル(車用の残り物)でつないでいます。

PXL_20231206_085642130FiiO K7に接続してみましょう。
早速、音を出してみます。(尚、ヘッドフォンはバランス化したATH-W5000です)もっと読む...

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