すでに生産中止、後継のDC04がもうすぐ出るという時点で書くのもなんですが・・・
iBasso DC01、使い始めてから、もうすでに5か月くらいになろうとしてます。
私はもう15年くらい前からAKM(旭化成エレクトロニクス)のDAC、ADCの音質が好みで、ずっとオーディオインターフェースでも使ってきたのですが、USB-DAC、かつモバイル用の手頃なものではなかなかでないもので(もともと据え置き機用ですし)
AKMの好きなところは、
もちろん、Burr-BrownやCirrus Logic、ESS TechのDACも使ったことはあるのですが、Burr Brownはサラウンドっぽく感じ、Cirrus Logicは吸収したWolfsonと同様、低音増しで高音域が荒く感じ、ESSはフラットではあるが、それぞれの音が響きあわない(特に生録もの)とどれもいまいち。
というわけで、CyberAudioや、Zeal Edgeは使わなくなってしまいました。
以前はxDuooのXD-05(AK4490)を使っていましたが、発売当初からiBasso DC01には興味を持っていました。
通常は、AK4490(DC02はこれですが)くらい積めば上等なのが、さらに上位のAK4493だというところなど。
しかしながら、うちのヘッドフォン達はアンバランスのままですのでどうしようもなく。
うちのスマホや普段使い用のAudio-Technica ATH-EW9の断線を期に、バランス化して、使ってみようと購入したのでした。
その後、ATH-W5000もバランス化、4.4㎜5極にした後、4.4-2.5変換を通して、iBasso DC01に接続しています。
ATH-W5000はもともと素直に出力するヘッドフォンと思っています。今回、ケーブルとプラグも交換してるので、特性は変わっているのですが、それでも元気な音を出しながらも各音域しっかりと再現するのは変わらず。
まあ、価格帯から、高音域の粒度が足りないかなと思いますが、もともと、ATH-W5000に釣り合うクラスではないので。
iBasso DC01はAK4493とフルバランス出力もあって、低音域から高音域までしっかり鳴らしてると思います。また、変な音域バランスの味付けもないですね。
AK4493 DualやAK4492を積んだものも発売してほしいくらいです。
接続性ですが、AndroidはNuAns NEO Reloadedに接続、専用のUACボリュームアプリは試しませんでしたが、Nutron Audio Playerでハードウェアのゲインを直接いじれるのでそちらで。
また、Windows 10 MobileなNuAns NEOでも何の問題もなく接続、再生できました。
(Windows 10 Mobileが16/44固定っぽいのであまり意味がないのかも?)
Windows 10でも、UAC 2.0準拠でそのまま認識はしますが、iBasso公式よりソフトウェアをDLしてインストールすることで、ASIO出力可能です。
ATOMなタブレットに接続し、uLilithでASIO出力しながらATH-EW9で寝ながら聴いたり、メインPCに接続しuLilithでASIO出力しながらATH-W5000で聴くなど。
私もあとから気づいたのですが、iBasso DC01にアンバランスな普通のイヤホンをつなぐのはNGですね。ー側のアンプが大変なことに(それもあって、ATH-W5000もバランス化)
後継のDC04は、念願の4.4㎜プラグ化されたのでいいなと思いましたが、Cirrus Logicということでがっかりでした。